歯科疾患で頻繁に利用されるのが金属です。金属を利用した治療は歯科で欠かすことができない存在で、歯科疾患で利用されている金属の性質をよく理解しておくと非常に役立ちます。しっかりと歯科で利用される金属についての基本的な知識を身につけておきましょう。
歯科で頻繁に利用される金属の代表として知られているのが金銀パラジウム合金です。歯の金属でできた詰め物や被せ物によく利用されていて、保険適応の金属の一つとして金パラとよく呼ばれています。金銀パラジウム合金で利用されるパラジウムはプラチナによく似た性質を示す銀白色の金属で、アフリカで産出される金属です。このため、材料の価格がアフリカの政情によって変化するので、歯医者にとって注目をしたい金属の一つです。
パラジウムは金や銀と同様に安定性が高く、非常に毒性が弱いことが知られています。このため、安全な材料として広く利用されているのですが、残念ながらお口の中で利用する時にあまり色調が良くないので治療の痕跡が目立ってしまい、治療の結果が良いものとは言い難いのが実情です。見た目に目立つ部分の治療を受ける時には金銀パラジウム合金ではなく、セラミックやレジンなどを利用して治療を受けると治療の痕跡が目立ちにくい治療を行うことができます。虫歯の治療で見た目が変わってしまうのは非常に不快なものだと思います。見た目の変化に不安を感じる場合にはすぐに歯医者に相談をしてみましょう。
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